ヒートカット加工ののぼり旗について

一般的なのぼり旗の多くは扱いやすく安価なポリエステル素材でできていますが、
よく見てみると生地の端は切りっぱなしで縫製されていません。

これは化繊が熱で溶ける性質を利用し、裁断と同時に繊維を
熱で融着させて布端の処理を行っているからです。

これはヒートカットと呼ばれている周囲縫製の仕方で、縫製の過程と
納品までの時間を短縮できる上、コストを低減できることから人気があります。

よいこと尽くめのようなヒートカット加工ですが、当然ながら熱に強い綿などの
天然素材で出来たのぼり旗にこの方法は使用できません。

また風雨に長期間さらされるような環境において充分な強度があるとは言えません。
しかしヒートカット仕様ののぼり旗は薄くてしなやか、風の中で軽やかにはためき
見栄えが良いという特徴があります。

一般的な使用で寿命期間内であれば十分美しさを保つことができますし、
ほつれることもありません。

短期間、または大量に使用する場合に最適な仕立て方法と言えます。

のぼり旗の正しい付け方は?

まず、のぼり旗を付ける時に必ず聞く用語としてチチという言葉を聞きます。

意味はポールを通す輪っかの部分をチチと呼び、一般的な取付部位として、道路沿いで車からの視点を意識する場合はチチを左側に、歩行者の視線を意識する場合はチチを右側につけることが多いです。

基本的には風向きや人の流れに配慮してできるだけのぼり旗がきちんとお客さんに向くように使い分けて設置することが非常に効果的です。
そして、最も簡単な付け方としては、まずポールの先端にあるキャップをひねって外します。

この時、ポール内に横棒が入っているので、取り出します。
キャップを取り付けたポールにのぼりの長辺についているチチを通していきます。

同じように上辺についているチチを横棒に通し、キャップの穴に差し込みます。
次に横棒の先端フックにのぼりの上辺の一番外側のチチを引っ掛け、横棒の長さを調節してキャップを回して固定します。

ポールは二段伸縮になっているので、長さが調節でき、伸縮部分がのぼりの上から四つ目のチチ上辺りにくるのが理想的な長さです。

のぼり旗の交換時期や寿命は?

のぼり旗と言うのは、お店の宣伝や商品の宣伝をする上で、とても役に立つ便利なアイテムですが、一度購入すれば一生使えるとは限りません。
使い続ければ劣化していくものです。

ボロボロになったまま使い続けると、見た目の印象が悪くなってしまい、せっかくの高い宣伝効果も落ちてしまいますから、劣化がひどくなった時には、交換をした方が良いものです。

なお、のぼり旗の寿命ですが、どういった使い方をするかによって変わってきますので一概には言えませんが、使い方によっては数週間でダメになってしまうこともあります。

例えば、のぼり旗を外に出して使用する場合には、日々風雨にさらされたりすることになりますから、破れてしまったり、色あせてしまったりするものです。
ですから、設置する場所や設置の仕方を工夫して、宣伝効果を維持しながらも、傷みにくい使い方をして行くと、交換時期を伸ばすことができて良いものです。

また、出しっぱなしにせず、時間帯によっては取り外してしまっておくことも、劣化のスピードを遅らせることにつながるものです。

天候に左右されないのぼり旗の選び方

天候に左右されないのぼり旗は、インクが繊維に深く浸透して綺麗な発色になる昇華転写を用いれば雨に強くなり、長持ちさせることが可能です。

綿の素材に染めたものは色落ちしやすく破れやすいため、ポリエステルにプリントするタイプの方が持ちやすいです。
旗の端の方はどうしても風に揺れると擦れて破れやすくなるので、補強縫製を実施してもらうことで強化できます。
有料で受け付けている業者が多いので、予算も検討する必要があります。

ポールの太さも強風に耐えられる太い種類を選択しておくと良いです。
ただし、台風などの暴風の可能性があるときには安全のため、しまうようにした方が良いです。

ポリエステルで作られたのぼり旗は元々強度は高い方ですが、さらに防水加工を施すことで汚れにも強くなります。
高さがあると風の影響を受けやすいですから、土台は重くしっかりしたものを選ぶことが大切です。

雨の多い時期は防水加工がされていても年数が経過してくると水分を含んで重くなることがあるため、はっ水加工を後から行い長持ちさせる方法もあります。